中国では 転倒した老人は助け起こすな だそうです。
下町生まれのおれには理解不能なのだが 彼の国、中国では人助けは美徳ではないということになりそうなのだそうだ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110912/222602/
以前に「人助けをしたらハメられて大損した」という事例や人助けしたのはなんらかの後ろめたさがあってであると取られて犯人扱いされたという判例があって 中国では自己防衛のために倒れて人を助けないという風潮が出来上がってしまったのだそうだ。
今回は転倒した老人が鼻血を出したままで体力不足ゆえに体勢を変えることも出来ずに 鼻血が出たことによる窒息死したということなのだが 回りにいる人は全く助けもしなかったである。
全くぶつかってもいない人を助けてあげても その家族が
「あなたが加害者だから 助けたわけでしょう?」
と訴えた場合 当局は明確な物証がない場合は50%50%で責任分担しなさいとルールを適用するからなんだそうだ。
過去に何回かこのような判例が出され そりゃぁおかしい!とみんなが憤慨したらしいけど 結局覆ることもなく
そういう事なら自分を守るためには「君子危うきに寄らず」・・・というふうになっちゃうわけだ。
中国って助け合いの風潮は強いという文化があって けっしてそいう国民性ではなかったっていうんだけどねぇ。
でも、日本も まだこういう風潮はないにしても 何かの拍子にこんな事がニュースになるような危うさってあるような気がするよね。
オレなんて 自転車が倒れてたら起こすからね。知らない人のでも。
でもその瞬間に 「あなたが倒したんでしょう?」なんて嫌疑をかけられたら 面倒くさいよね?!
そう思ったら 見ないふりして・・・・ って思うかもしれないもんね。
情けは人の為ならず だと思うんだけどね~。
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